吉岡心平のマーク

ホキ6900形6905

私有貨車

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ホキ6800形
ホキ7000形

 番号
ロット表

ホキ6900
ホキ6912

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特別編330
特別編332

●積荷
●構造

入口


 今回も前回のタキ4445に引き続き、メーカーの違いにより、形態が大きく相違した事例について紹介する。

 ホキ6900形は25トン積カーボンブラック専用車で、14両が富士重と川崎の2社で競作されたが、外観・構造は両者で別形式のように見えることで有名であった。

 ホキ6905は04と共に昭和39年10月川崎で製作された。なお同時にホキ6900〜03が富士重で競作されている。

 外観・構造は、平板を組み立てたホッパ体が特徴で、富士重製の丸みを帯びた車体と好対照である。川崎製はこの2両と、昭和40年6月製の6908,09の4両だけだ。
 荷役設備である積込口や荷卸口の構造・配置は、両者の間で共通化されていた。台枠はホッパ部分を逃げて中梁を省略している。台車はTR41Cであった。

 所有者は旭カーボンKK・常備駅は焼島で、西武線の小平にあるブリジストンに運用されていた。昭和58年9月に全車一斉に廃車となっている。


ホキ6900形6905の写真

【写真1331】 ホキ6900形6905 昭和51年7月27日 焼島駅にて P:吉岡心平


【特別編331】030110作成、もともと特別編7の一部であったものを分割、040119R4、050414R4A、070726R4A2、
080730R4BY、130915R4C。