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タキ21350形21371 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
▲タキ21369 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
今回のリクエストは、タキ21350形の改造グループである。 タキ21350形35トン積塩素酸ソーダ液専用車のうち21371〜75の5両は、昭和62年富士重で、タキ21600形21611〜15から改造された。 |
種車は最新鋭の38系タンク車であったため、タンク体・台枠は共に種車のものを流用した。種車のタンク体は粉体用のため、設計比重は1.58と大きいが、荷卸し時に温水を注入して溶解する設計であったため、水溶液用としてもそのまま使用することが出来た。4箇所あった積込口や掃除口などはすべて閉塞され、周囲には厚さ50mmのグラスウール断熱材と薄鋼板製のキセが追加された。 所有者は保土谷化学工業KK・常備駅は郡山であった。平成9年1月に関西化成品輸送KKに移籍し、安治川口駅常備となった。タキ21371は健在だが、72は平成11年3月廃車となっている。 |
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●同一専用種別 タキ21300形21302 昭和46年富士重製で、FRPライニング車。 |
【写真1316の1】 タキ21350形21371 昭和62年9月13日 比奈駅にて P:吉岡心平
【写真1316の2】 タキ21350形21372 平成3年1月3日 東港駅にて P:成瀬公一
【成瀬さんから貴重な写真を提供して頂きました】