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ホキ4200形14220 |
私有貨車 |
形式 |
▲ホキ4100ニ代形 |
番号 |
▲ホキ14200 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
ホキ4200形と言えば、青梅線の石灰石列車を思い出すが、九州は筑豊にも仲間がいたことは、あまり知られていないようだ。 ホキ4200形は30トン積石灰石専用ホッパ車で、4200〜99,14200〜27の128両が昭和 34〜42年に製作された。このうち14210以降の18両が今回取り上げる「九州のホキ4200形」である。 ホキ14220は14210〜27からなる18両ロットの一員として、昭和42年2月に川崎で製作された。なお落成時の鉄道公報では番号がホキ14209〜26となっており、現在の番号となったのは昭和44年頃以降である。単なる事務上の間違いなのか、はたまた一時期は二車現存だったのか・・・ 謎は尽きない。 |
閑話休題、車体構造は青梅線配属のホキ4200形と同一だが、社紋板の形や位置などで受ける印象は大分異なる。なお製造時期が新しかったため、空気ブレーキ装置にはKSD形積空ブレーキが採用された。 落成時の所有者は麻生セメントKK・常備駅は船尾であった。車両限界の制約からホキとせざるを得なかった青梅地区と異なり、単純に国鉄セキの増備として製作され、初めからセキと混用されていた。その後、昭和49年5月に社名は三井鉱山KKとなり、昭和58年11月に廃車となった。 |
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【特別編313】021127作成、021216写真1313の2追加、030323リンク追加、030506リンク変更、040228R4、 |
【写真1313の1】 ホキ4200形14220 昭和57年5月2日 苅田港駅にて P:吉岡心平
【写真1313の2】 ホキ4200形14225 昭和45年8月 後藤寺駅にて P:吉岡心平
車体のウエザリングに注目。船尾の石灰石は、白というより黄土色に近かった。