|
シキ40形261 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲ |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
シキ40形と聞くと、「なんで国鉄の大物車を私有貨車のページで解説するの?」と思うだろう。ところがシキ40形には、国鉄貨車の他に戦時中に製作された私有貨車が2両混在していたのである。 シキ40形は戦前を代表する30トン積弓形梁式大物車で、国鉄所有として昭和4〜19年に40〜59、240〜259の40両が製作された。59に続いて240番台に飛んだのは、既にシキ60形とシキ150形が存在したからである。 |
された。 所有者は大阪陸軍造兵廠・常備駅は吹田であった。シキ260は戦災廃車となったようで、戦後の資料からは姿を消している。一方のシキ261は、ワキ700形と同様に大蔵省の所管を経て、昭和33年に国鉄が買い上げ、国鉄貨車となっている。 |
|
●関連形式 ワキ700形709 昭和18年太井工場製、海軍の有蓋車で、同様に国鉄に買い上げられた。 ワキ700形710 同上。 |
【写真1280の1】 シキ40形261 昭和47年9月3日 湘南貨物駅にて P:堀井純一
【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】
【写真1280の2】 シキ40形242 昭和49年1月19日 村田駅にて P:吉岡心平