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タキ16100形16104 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
▲タキ16101 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ16100形は35トン積サラシ液専用車で、既に第一ロットは特別編144で取り上げたが、ここでは最終の第三ロットを紹介する。 タキ16104は昭和49年8月川崎で製作された。設計比重は1.13で、35トン積のためタンク容積は30.9m3と大きい。16103はなぜか最初から欠番である。 外観は製造時期の相違による保安度向上の影響を受けて、タキ16100〜02とは大きく異なるが、全体に均整の取れた好ましいスタイルだ。 |
のゴムがライニングされていた。タキ18500形と異なり、保冷材は装備していない。タンク寸法は直径2,050mm・長さ10,050mmであった。 所有者は大和紡績KK・常備駅は益田であった。新南陽にある徳山曹達と、益田の自社工場との間のサラシ液輸送にタキ4900、8050形などの珍形式と共に使用されていたが、昭和59年2月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和49年8月 製造所 川崎 設計比重 1.13 タンク容積 30.9m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス |
タンク材質 普通鋼 タンク内面 厚さ5mmゴムライニング タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 2,050mm タンク長さ 10,050mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式S字管付 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 10,900mm BC間距離 7,600mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KSD180−254形積空 台車 TR41E−13形 |
【写真1237】 タキ16100形16104 昭和52年8月4日 周防富田駅にて P:吉岡心平