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タキ35000形35871 |
私有貨車 |
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番号 |
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●積荷 |
■入口 |
吉野さんのリクエストはタキ35871だ。どうしてこの番号を選ばれたのだろうか? タキ35871は昭和45年5月日車支店で製作された。特筆すべき点は、タキ35000形には珍しく1ロット1両であったことである。 外観・構造はタキ35000形の中でも両側ブレーキとなったフェーズ2に属し、細部では、タンク梯子に補助ステップが追加されている。 |
落成時の所有者は石油荷役KK・常備駅は塩釜埠頭であった。荷役所有のタキ35000形は全部で35839〜41、871、995の5両と少なく、大半は写真のように三井石油化学からのアセトン輸送に充当されていた。平成3年8月に35839〜41と一緒に九州石油KKに移籍し鶴崎駅常備となった。871は平成9年5月に廃車となったが、残る3両は奇跡の復活で日本陸運産業KK所有となったことは記憶に新しい。平成12年度末では、ニヤクコーポレーションKK所有として残っている。 |
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【写真1214】 タキ35000形35871 昭和62年5月2日 新崎駅にて P:吉岡心平