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タキ3000形23059 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
京都府の成瀬さんからのリクエストは、三楽オーシャン所有のタキ3000形である。同形式はさまざまな積荷の輸送に使用されたが、三楽酒造KK(昭和37年10月以降は三楽オーシャンKK)の場合は、オーシャンウイスキーの原料となるアルコールであった。三楽に籍を置いたタキ3000形は、タキ23059、23176、23177、23456、33024、33025の6両で、日本陸運産業KKからのリースだったようだ。なぜかメーカーは6両全部が東急で、常備駅は同社の工場がある八代であった。運用先は湘南貨物だったようである。 写真1のタキ23059は昭和35年11月製。落成時は日本魚網船具KK所有・浜川崎駅常備だったが、昭和36年1月に三楽に移籍し、昭和60年3月まで使用された。その後は日陸に戻ったが、同年11月に廃車となった。 |
写真2のタキ33024は昭和38年8月製。本車と33025の2両だけは、落成時から三楽オーシャンKK所有だった。昭和60年3月に日陸所有となり、同年11月に廃車となった。 写真3のタキ23176は昭和36年10月製。落成時は日本陸運産業KK・浜安善駅常備だったが、同年11月から昭和38年12月まで三楽が使用した。その後は日陸に戻り、平成2年1月まで「米タン」として使用された。僚車の23177も同じ経緯を辿ったが、日陸への返却が昭和39年6月であった点が異なる。 タキ23456は昭和37年9月製。これも日陸・浜安善で誕生後、同年10月から昭和39年6月まで三楽が使用した。その後は「米タン」に戻り、平成8年9月に廃車となっている。 |
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【写真1157の1】 タキ3000形23059 昭和57年5月9日 新南陽駅にて P:吉岡心平
【写真1157の2】 タキ3000形33024 昭和52年9月9日 吉原駅にて P:吉岡心平
落成時から三楽オーシャンKK所有だった2両のうちの1両。
【写真1157の3】 タキ3000形23176 昭和55年2月2日 拝島駅にて P:吉岡心平
「米タン」に戻ってからの姿である。