吉岡心平のマーク

タキ1000形1010

私有貨車

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索引

タキ950形
タキ1100形

 番号
[ロット表]


タキ1013

 ページ
索引

特別編861
特別編863

積荷
●構造

入口


 タキ1010はタサ1700形2882を昭和28年1月に改造した車両である。

 種車は昭和27年6月三菱製で、2874〜2891からなる15両ロットの一員である。なおメーカーの社名改称の時期(昭和27年5月)と重なったため、本車を含む初めの8両は中日本重工業製、後の7両は新三菱重工業製となっている。

 改造では蒸気加熱管の追加程度で、その他の部分はタサ時代と変わらない。なお改造時期はタキになった時期と同一かどうかは不明である。

 落成時の所有者は三菱石油KK・常備駅は扇町であった。昭和34年に手宮に移り、昭和36年4月に本輪西、同年9月雄別埠頭と次第に北に移り、昭和56年9月に廃車となった。


■主要諸元
改造年   昭和28年1月
改造所   不明
種車     タサ1700形2882
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付

●上廻り
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,930mm
タンク長さ  9,700mm
●荷役方式
荷役方式  上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
台枠長さ    10,400mm
BC間距離   7,000mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254×200
台車       TR41A

タキ1000形1010の写真

【写真1862】 タキ1000形1010 昭和49年7月23日 北埠頭駅にて P:吉岡心平


【特別編862】080327作成R4B。