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タム9100形9100 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
特別編127のタム8400形に続いて、重装備の2軸車を取上げる。 タム9100形は15トン積潤滑油添加剤専用車で、一形式一両の珍車である。昭和42年3月新潟で製作されたが、新潟製としては本車が最後の2軸タンク車であった。 |
ヤーするために他ならない。積荷は高粘度の鉱物油に溶かして輸送されるため、タンク体の保温性能は高い。またドーム廻りは賑やかで、まるで昔の戦艦の艦橋のようだ。タンク側面に突き出たカバーは上中下の3個所にある電気式温度計のカバーで、その表示部はドーム上の函に収納されている。 所有者はカロナイト化学KK・常備駅は末広町であった。タキ11800形やタキ8650形と一緒に活躍していたが、小型車として淘汰は早く、昭和56年9月に廃車となっている。 |
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●同一専用種別 タキ8650形8651 同一専用種別の30トン車。 タキ11800形11800 昭和43年新潟製で、同一専用種別の35トン車。 ●関連形式 タム7900形7900 昭和36年日車本店製で、タムの極限設計車の例。 タム8400形8401 昭和39年日立製で、大型の2軸タンク車の例。 【特別編132】01121作成、020714リンク追加、031112本文修正、040110R4、050503R4A、070827R4A2。 |
【写真1132】 タム9100形9100 昭和53年9月10日 塩浜操駅にて P:吉岡心平