吉岡心平のマーク

タム4600形4600

私有貨車

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タム4500形
タム4700形

 番号
ロット表


タム4602

 ページ
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特別編106
特別編108

積荷
●構造

入口


 今回紹介するタム4600形は地味な形式である。

 タム4600形は15トン積トルオール専用車で、00と01が昭和28年6月日車本店で、02が昭和28年9月に若松車両でそれぞれ製作された。
 タム4000形石油類専用車とほぼ同サイズだが、加熱管装置は装備していない。ベンゾール専用のタム3250形のマイナーチェンジ版と考えれば良いのだが、むしろ何故タム3250形をそのまま使用しなかったのかは謎である。

 外観・構造も特に注目するような点は見当たらない。タンク受台廻りなどには、タム5000形塩酸専用車を彷彿とさせる部分もある。なおタンク踏板にある手摺は、後天的に追加されたものだ。

 所有者は三井化学工業・常備駅は大牟田で、会社名は昭和43年10月東洋高圧との合併により三井東圧化学KKとなった。常備駅は昭和39年12月より48年9月までの間は宮浦となっていた。写真のトップは、昭和52年7月に廃車されている。


【特別編107】010929作成、020311リンク追加、020728写真107を写真107の1に変更、写真1107の2追加、021120リンク変更、040128R4、050421R4A、051124ロット表追加、060712ロット表R2、070701ロット表R3+
R4A2、090520R4BY。


タム4600形のロット表

ロット 番号 製造年 製造所 落成時の所有者
4600,4601 S2806 日車支店 三井化学工業KK
4602 S2809 若松車両 三井化学工業KK

タム4600形4600の写真

【写真1107の1】 タム4600形4600 昭和50年3月3日 宮浦駅にて P:吉岡心平

タム4600形4601の写真

【写真1107の2】 タム4600形4601 P:吉岡心平所蔵