吉岡心平のマーク

タム4600形4602

私有貨車

 形式
索引

タム4500形
タム4700形

 番号
ロット表

タム4600

 ページ
索引

第294週
第296週

積荷
●構造

入口


 タム4600形は15トン積トルオール専用車で、2ロット3両が在籍した。既に第一ロットは紹介したので、今回は第二ロットのタム4602を取り上げる。

 タム4602は昭和28年9月若松車両で製作された。一ロット一両であった。

 設計比重は0.87・タンク容積は17.3mで、3ケ月前に製作された日車製のタム4600,4601と同一であった。
 基本構造は日車製と変わらないが、細部では、

当時既にオールドファッションなマンホール蓋、タンク体から吊り下げた運転関係標記板、大小を併用したタンク受台などが特徴である。
 台枠は平型で、走り装置は1段リンク式からヨンサントウで2段リンクに改造された。

 落成時の所有者は三井化学工業・常備駅は大牟田であった。昭和43年10月東洋高圧との合併で、所有者は三井東圧化学KKとなった。常備駅は昭和39年12月より48年9月までの間は宮浦となっていた。昭和59年10月にタム4601共々廃車となり、本形式は形式消滅した。


【第295週】060423作成R4A、070611R4A2、090202R4BY。

タム4600形4602の写真

【写真295】 タム4600形4602 昭和50年7月26日 仮屋川信号場にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第35巻に「P02079」として収録されています。