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タキ300形4586 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
▲タキ4584 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
そもそも形式の最初と最後には珍車が集中する。トップの場合は試作、ラストでは時期外れの増備が主因だが、ここで紹介するタキ4586は、後者の場合の最適例と言って良いだろう。 タキ300形は、わが国のタンク車で最長期間(昭和7年から51年までの44年間)に亘って製作された形式である。タキ4586はそのラストナンバーで、昭和51年12月富士車両で4585と一緒に製作された。 何処が珍しいかは写真から一目瞭然で、なんとタキ23900形に酷似したドームレスタンク車として出現したのである。 |
ンク容積は18.8m3と大きい。タンク材質は耐候性高張力鋼で、タンク寸法は直径1,700mm・長さ9,070mmであった。 所有者は宇部興産KK・常備駅は宇部港で、運用先は岩国だったようだ。昭和60年12月に僚車4585と共に廃車となった。 |
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【写真1053】 タキ300形4586 昭和52年8月5日 岩国駅にて P:吉岡心平