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タキ11700形11700 |
私有貨車 |
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番号 |
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●積荷 |
■入口 |
皆さまのリクエストでは、大型貨車に関する関心がたいへん強いようだ。そこで50系やアスファルト専用車等の3軸ボギータンク車については、「私有貨車セミナー」などマスメディアで解説することにしたいと思う。そこで今回の特別編では、さわりと言ってはなんだが、比較的知名度の低いタキ11700形を取上げることにしよう。 タキ11700形は日車製のタキ9200形に対抗して、永遠のライバルたる川崎が開発した車両で、昭和43年6月と45年8月に2両づつ計4両が製作された。 |
は、アルファルトを加熱した際のタンク受台部の歪みを心配したためと思われる。ちなみに小生はタンク体のカタチから、見るたびにツチノコを連想したものである。またアスファルト専用車は荷卸しの際、積荷を加熱するための焔管や煙突を持つが、この付近の構造は先輩格のタキ9200形と酷似していた。 所有者は共同石油KK・常備駅は七重浜で、同社の精油所から北海道内(留萌?)に運用されていた。なお時には重油輸送などにも使用されていたようである。写真撮影直後の昭和56年8月に日本石油輸送KKに移籍してからは、塩浜から東新潟港へのアスファルト輸送に使用されていたが、昭和63年6月に4両揃って廃車となった。 |
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●同一専用種別 タキ8900形8903 昭和36年日車本店製で、30トン車。 【特別編28】010224作成、020128リンク追加、040117R4、050206リンク追加、060821ロット表R2追加、 |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 落成時の所有者 |
1 | 11700,11701 | S4306 | 川崎 | 共同石油KK |
2 | 11702,11703 | S4508 | 川崎 | 共同石油KK |
【写真1028の1】 タキ11700形11700 昭和56年7月27日 七重浜駅にて P:吉岡心平
カマボコ型キセの「零号機」は昭和43年製。
【写真1028の2】 タキ11700形11702 昭和56年7月27日 七重浜駅にて P:吉岡心平
昭和45年製は通常のキセに戻った。