吉岡心平のマーク

タキ1000形1056

私有貨車

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タキ950形
タキ1100形

 番号
[ロット表]

タキ1033
タキ1059

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第497週
第499週

積荷
●構造

入口


 タキ1056は昭和32年9月にタサ1700形1802を改造した車両である。
 種車は昭和25年3月川崎製で1801〜1803の3両ロットとして製作された。

 本車の特徴は、当時の川崎製タンク車の特徴である太いタンク体を持つ点で、タンク梯子を台枠でなくタンク体に固定していることも同様である。

 昭和32年の改造では、重油輸送用とするためタンク内部に蒸気加熱管を追加した。なお石油類専用車では安全弁は1個で良いのだが、本車の場合はガソリン時代の2個のまま残されている。

 改造時の所有者は日本石油輸送KK・常備駅は秋田港であった。後者は昭和46年8月に中島埠頭に移動し、昭和54年8月に廃車となった。


タキ1000形1056の写真

【写真498】 タキ1000形1056 昭和49年4月19日 隅田川駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第9巻に「P00498」として収録されています。


【第498週】100314作成R4B。