吉岡心平のマーク

タキ7250形7293

私有貨車

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タキ7200形
タキ7300初代形

 番号
ロット表

タキ7268
タキ17272

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第489週
第491週

●積荷
●構造

入口


 タキ7293は昭和42年9月川崎で、7280〜7294の15両ロットとして製作された。

 本形式は35系タンク車でガソリン・石油類に次いで三番目の製造数を誇り、なかでも昭和42年は5ロット55両と夥しい数が量産された。アルコール専用車には99系での製造がなく、本形式が初の35トン車だったことがその理由と言えるだろう。

 外観・構造は35系フェーズ1で、留置ブレーキは片側である。フェーズ1では最終期の製作であり、マンホールは改善形の円錐形、液出装置は改良型下作用・ゲート弁タイプを装備していた。

 所有者は内外輸送KK・常備駅は中条であった。さまざまな用途に使用され、平成19年10月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和42年9月
製造所   川崎
設計比重  0.78
タンク容積 44.8m3
●上廻り
タンク形態 異径胴(C3形)ドームレス
タンク材質 耐候性高張力鋼
タンク板厚 胴板6mm・鏡板8mm
タンク両端直径 2,050mm
タンク中央直径 2,500mm
タンク長さ  10,910mm
●荷役方式
荷役方式  上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   35系標準
長さ      11,210mm
BC間距離  8,210mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KSD203−254形積空
台車      TR41C

タキ7250形7293の写真

【写真490】 タキ7250形7293 昭和51年7月30日 秋田港駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第31巻に「P01826」として収録されています。


【第490週】100117作成R4B。