吉岡心平のマーク

タム5000形6045

私有貨車

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タム4900形
タム5100形

 番号
[ロット表]

タム6036
タム6070

 ページ
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第460週
第462週

積荷
●構造

入口


 タム6045は昭和29年11月近畿車両製で、6045〜6049の5両ロットのトップである。

 味の素では、これまで新潟と汽車で本形式を製作してきたが、昭和29年冬の発注分から新たに近畿車両と日車支店が加わり、4社による競作となった。

 そんな訳で、本車は近畿車両が製作した「味タム」の第一号車として記憶される。

 味タムは途中からタンク体が80mm・台枠が100mm短くなるが、本車とその同期4ロットは長い時代の最終作である。それ以外の外観・構造は標準化が進んだ「味タム」の一員であるため、これといった特徴は見られない。

 所有者は味の素KK・常備駅は浜川崎であった。3回の専用種別変更と2回の常備駅変更は他車と変わらない。晩年はアミノ酸専用となった内の一両で、平成8年7月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和29年11月
製造所   近畿車両
設計比重 1.11
タンク容積 13.5m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク内面 ゴムライニング
タンク直径 1,690mm
タンク長さ 6,350mm
●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      7,100mm
軸距      4,000mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KD203形
走り装置   リンク式→二段リンク式

タム5000形6045の写真

【写真461】 タム5000形6045 昭和50年1月19日 塩浜操駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第35巻に「P02051」として収録されています。


【第461週】090628R4B、110102諸元追加+R4C。