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タム5000形6045 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タム6045は昭和29年11月近畿車両製で、6045〜6049の5両ロットのトップである。 味の素では、これまで新潟と汽車で本形式を製作してきたが、昭和29年冬の発注分から新たに近畿車両と日車支店が加わり、4社による競作となった。 そんな訳で、本車は近畿車両が製作した「味タム」の第一号車として記憶される。 |
味タムは途中からタンク体が80mm・台枠が100mm短くなるが、本車とその同期4ロットは長い時代の最終作である。それ以外の外観・構造は標準化が進んだ「味タム」の一員であるため、これといった特徴は見られない。 所有者は味の素KK・常備駅は浜川崎であった。3回の専用種別変更と2回の常備駅変更は他車と変わらない。晩年はアミノ酸専用となった内の一両で、平成8年7月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和29年11月 製造所 近畿車両 設計比重 1.11 タンク容積 13.5m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク内面 ゴムライニング タンク直径 1,690mm タンク長さ 6,350mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 7,100mm 軸距 4,000mm 留置ブレーキ 片側 空気ブレーキ KD203形 走り装置 リンク式→二段リンク式 |
【写真461】 タム5000形6045 昭和50年1月19日 塩浜操駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第35巻に「P02051」として収録されています。