タキ300形4312 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
タキ4312は昭和31年6月飯野で製作された。タキ4311〜4342の32両ロットの一員だが、制作期間は6〜12月と長期に亘っている。 飯野製同和向としては2番目のロットだが、形態は大きく異なり、前者が細く長いタンク体だったのに比べ、少し前に川崎と汽車が古河向に製作したロットと良く似たスタイルとなった。 |
タンク体の作り方は飯野製独特の大型プレスを駆使したもので、本車のようにタンク長さの短いものは、長手方向の溶接ビードが横一直線だ。 落成時の所有者は同和鉱業KK・常備駅は大館であった。後者は昭和37年10月の改軌に伴い、同年11月に小坂に移動した。平成2年3月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和31年6月 製造所 飯野 設計比重 1.8 タンク容積 17.4m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 1,740mm タンク長さ 7,576mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 8,400mm BC間距離 5,100mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254空気 台車 TR41C→TR41D |
【写真421】 タキ300形4312 昭和51年2月27日 越中島駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第26巻に「P01507」として収録されています。