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タキ7900形27908 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲タキ7930 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ27908は昭和44年12月日車支店で、タサ1700形4726から改造された。同時にタキ7944〜7949,27900〜27909の16両が改造されている。なお種車は昭和31年12月日車支店製でタサ1700形のロット45に属していた。 タサ1700形ガソリン専用車の化成品への転用については、既に何回か解説したが、タキ7900形ラテックス専用車への改造は、その中でも最大規模のものである。 |
写真の7944はその最終ロットの一員で、在来車と比較するとタンク受台が従来の帯金方式から、タキ35000形の流れを汲む押え金方式に変更された点が特徴である。 所有者は日本石油輸送KK所有・柏崎駅常備であったが、昭和58年9月に常備駅は南四日市に変わった。タサ改造車のグループでは最後まで残った一両だったが、平成13年9月に廃車となった。 |
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●関連形式 「ラテックス専用車の解説」 私有貨車セミナー第92回(レイルマガジン211号/2001年4月) |
■主要諸元 改造年 昭和44年12月 改造所 日車支店 種車 タサ1700形4726 ガス定数 0.96 タンク容積 26.0m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク内面処理 あり タンク直径 1,870mm タンク長さ 9,760mm 断熱材 グラスウール厚さ75mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 11,200mm BC間距離 7,900mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C |
【写真415】 タキ7900形27908 昭和49年4月24日 新鶴見操駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第39巻に「P02305」として収録されています。