吉岡心平のマーク

タキ7900形27908

私有貨車

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タキ7850形
タキ7950形

 番号
[ロット表]

タキ7930

 ページ
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第414週
第416週

積荷
●構造

入口


 タキ27908は昭和44年12月日車支店で、タサ1700形4726から改造された。同時にタキ7944〜7949,27900〜27909の16両が改造されている。なお種車は昭和31年12月日車支店製でタサ1700形のロット45に属していた。

 タサ1700形ガソリン専用車の化成品への転用については、既に何回か解説したが、タキ7900形ラテックス専用車への改造は、その中でも最大規模のものである。

 写真の7944はその最終ロットの一員で、在来車と比較するとタンク受台が従来の帯金方式から、タキ35000形の流れを汲む押え金方式に変更された点が特徴である。

 所有者は日本石油輸送KK所有・柏崎駅常備であったが、昭和58年9月に常備駅は南四日市に変わった。タサ改造車のグループでは最後まで残った一両だったが、平成13年9月に廃車となった。


●関連形式 「ラテックス専用車の解説」 私有貨車セミナー第92回(レイルマガジン211号/2001年4月)


■主要諸元
改造年   昭和44年12月
改造所   日車支店
種車     タサ1700形4726
ガス定数   0.96
タンク容積  26.0m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク内面処理 あり
タンク直径 1,870mm
タンク長さ  9,760mm
断熱材   グラスウール厚さ75mm
●荷役方式
荷役方式  上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       11,200mm
BC間距離   7,900mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C

タキ7900形27908の写真

【写真415】 タキ7900形27908 昭和49年4月24日 新鶴見操駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第39巻に「P02305」として収録されています。


【第415週】080810R4B。