吉岡心平のマーク

タキ2800形12844

私有貨車

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タキ2750形
タキ3000形

 番号
ロット表

タキ12839
タキ12866

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第394週
第396週

積荷

入口


 かつてタキ2800形で一大勢力だったのが、三井物産KKの所有車である。12813〜12838、12844〜12847、12861〜12883の53両にのぼり、大半は富士重工と日車支店製であったが、中には少数だが川崎製もあった。今回はこのロットを取り上げる。

 タキ12844は12847までの4両ロットのトップとして昭和36年3月川崎で製作された。

 外観・構造はドラムカン方式のドームが目立つ程度で、他社製と代わらないが、なにか全体として落ち着かないのは作り慣れない為だろうか。

 落成時の所有者は三井物産KK・常備駅は大牟田であったが、昭和39年4月には笠寺に移動した。昭和51年5月には常備駅はそのままで日本陸運産業KKの所有車となり、昭和57年7月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和36年3月
製造所   川崎
比重     1.45
タンク容積  20.7m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
ンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm
内面処理  エポキシコーティング
タンク直径 1,850mm
タンク長さ  8
,560mm
●荷役方式
荷役方式  上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       9,000mm
軸距      5,700mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254×300
台車      TR41C→TR41D

タキ2800形12844の写真

【写真395】 タキ2800形12844 昭和51年8月10日 岳南富士岡駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第30巻に「P01752」として収録されています。


【第395週】080323R4B。