吉岡心平のマーク

タム2100形2111

私有貨車

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タム2000形
タム2300形

 番号
解説

タム2109
タム2113

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第393週
第395週

積荷
●構造

入口


 タム2100形24両のうち、最大派閥となるのは宇部興産所有車で、7ロット11両を占めている。このうち第一作目はタム100二代形の改造車で三菱製だったが、二作目以降は川崎で新製され、そのバランスの取れたスタイルで人気があったものである。

 タム2111は2112と共に昭和35年8月川崎で

製作された。

 外観・構造は特記するような特徴はなく、整ったものである。なお社紋板はなく、社紋はタンク体に直接描かれている。

 所有者は宇部興産KK・常備駅は宇部港であった。2両まとめて昭和56年11月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和35年12月
製造所   川崎
ガス定数   1.32
タンク容積  11.4m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 ステンレス鋼
タンク板厚 胴板6mm
タンク直径 1,556mm
タンク長さ  6,110mm

●荷役方式
荷役方式  上入れ上出し方式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       7,100mm
軸距      4,000mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KC203×200
走り装置    2段リンク式

タム2100形2111の写真

【写真394】 タム2100形2111 昭和51年3月16日 越中島駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第17巻に「P00980」として収録されています。


【第394週】080316R4B。