吉岡心平のマーク

タキ300形1370

私有貨車

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タキ250形
タキ400形

 番号
[ロット表]

タキ1358
タキ1392

 ページ
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第341週
第343週

積荷
●構造

入口


 古河鉱業は濃硫酸のタンク車を川崎と汽車東京で競作した。既に川崎製は紹介したので、今回は後者を取り上げる。

 タキ1370は昭和31年3月汽車東京製で、タキ1359〜1388の30両ロットに属していた。川崎製のタキ1339〜1358の20両と競作されている。

 設計比重は1.81・タンク容積は16.6mで、川崎製と同一であった。

 タンク体は普通鋼製で、板厚は胴板9mm・鏡板12mm、タンク寸法は直径1,700mm・長さ7,560mmで、川崎製と比較すると直径は45mm細く、長さは460mm長い。
 台枠は平形で長さ8,400mm・BC間距離は5,100mmで、ブレーキはKD254形空気+手、台車はTR41Cから後にTR41Dに改造された。

 所有者は古河鉱業KK・常備駅は足尾本山であった。昭和38年4月に足尾に移動した。昭和62年6月に全車まとめて廃車となった


タキ300形1370の写真

【写真342】 タキ300形1370 昭和49年5月6日 赤羽駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第12巻に「P00703」として収録されています。


【第342週】070318作成R4A、060627R4A2、081124R4BY、100909R4B、131016R4C。