|
タキ300形1370 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
古河鉱業は濃硫酸のタンク車を川崎と汽車東京で競作した。既に川崎製は紹介したので、今回は後者を取り上げる。 タキ1370は昭和31年3月汽車東京製で、タキ1359〜1388の30両ロットに属していた。川崎製のタキ1339〜1358の20両と競作されている。 設計比重は1.81・タンク容積は16.6m3で、川崎製と同一であった。 |
タンク体は普通鋼製で、板厚は胴板9mm・鏡板12mm、タンク寸法は直径1,700mm・長さ7,560mmで、川崎製と比較すると直径は45mm細く、長さは460mm長い。 所有者は古河鉱業KK・常備駅は足尾本山であった。昭和38年4月に足尾に移動した。昭和62年6月に全車まとめて廃車となった |
|
|
【写真342】 タキ300形1370 昭和49年5月6日 赤羽駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第12巻に「P00703」として収録されています。