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タム5000形5007 |
私有貨車 |
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番号 |
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●積荷 |
■入口 |
今回は10両しかなかった戦前製のタム5000形を取り上げる。 タム5007は昭和19年5月日車本店製で、5004〜5009の6両ロットの一員である。 落成時は表板のないタンク受台やターンバックル式の帯金など、戦中製のタサ700形に類似する構造だったが、昭和33年造機でタンク体を新品と交換したため、一見すると新車と見まごう外観となった。タンク体は頂部がフランジ構造となった |
ドームを持ち、タンク受台も造機の特徴である小型のものを新製した。 落成時の所有者は相模海軍工廠・常備駅は四ノ宮口であった。敗戦後は五工薬品KK所有となり、勿来駅常備となった。昭和33年にタンク体更新に前後して、常備駅はそのままで呉羽化学工業KKに移籍した。昭和49年11月、老朽塩酸タンク車淘汰の対象となり、経年30年で廃車となった。 |
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【写真321】 タム5000形5007 昭和49年4月18日 越中島駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第3巻に「P00160」として収録されています。