吉岡心平のマーク

タキ45000形45546

私有貨車

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タキ44000形
タキ46000形

 番号
[ロット表]

タキ45523
タキ45558

 ページ
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第319週
第321週

●積荷
●構造

入口


 今でこそ影の薄くなったタキ45000形だが、昭和40年代末期から50年代初めにかけては、編成を組んで活躍していた。なかでも塩浜操から南松本への運用は、タキ45000形を主体にタキ20000・17000形などの混成で組成され、見事な編成美を見せていたものである。当時、浮島町の東燃には、エッソ・モービルの2社合計で100両を超える本形式が常備されていたのも頷ける。
 今回はこれに充当されていたエッソのタキ45000形を紹介しよう。

 タキ45546は昭和45年2月川崎製で、4554

4〜45548の5両ロットの一員であった。

 外観・構造は35系タンク車として標準的なもので、ブレーキが両側となったフェーズ2に属する。写真を見返しても、特に変わった装備は見られないようだ。

 落成時の所有者はエッソスタンダード石油KK・常備駅は浮島町であった。昭和57年10月に日本陸運産業KKに移籍し、末広町駅常備となった。昭和61年2月にタキ46000形46043の種車となり、姿を消している


■主要諸元
製造年   昭和45年9月
製造所   川崎
設計比重 0.85
タンク容積  41.1m3

●上廻り
タンク形態 異径胴(C3)形ドームレス
タンク材質 耐候性高張力鋼
タンク板厚 胴板6・鏡板8mm
タンク内面塗装 ザップコート
タンク両端直径 2,050mm
タンク中央直径 2,500mm
タンク長さ 10,200mm
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   35系標準形
長さ      10,500mm
BC間距離  7,500mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD203−254形積空
台車      TR41C→TR41DS
         (第二次台車改造)

タキ45000形45546の写真

【写真320】 タキ45000形45546 昭和50年10月10日 塩浜操駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第17巻に「P01011」として収録されています。


【第320週】061015作成R4A、070820R4A2、081025R4BY、110423諸元追加+R4B。