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タキ35000形36107 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲タキ36089 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ36107は本形式のラストナンバーで、昭和48年10月富士重で製作された。36100〜36107の8両ロットであった。 本形式では唯一TR41E台車を装備したロットで、枕バネがコイルとなったため、識別は容易だ。本来であれば、その後も続々と増備されていても不思議ではないのだが、残念な事にオイルショックと保安対策の深度化で、これが最後のロット |
となったのは、残念なことだ。合成制輪子の採用により、低速時のブレーキの利きが悪くなったため、側ブレーキテコのストロークを増加させた。車両限界との兼ね合いもあり、テコ受を台枠側梁から上向きに伸ばしたが、その後は台枠緩衝長増加の要請もあり、手ブレーキに移行している。 落成時の所有者は日本石油輸送KK・常備駅は郡山であった。平成19年10月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和48年10月 製造所 富士重 設計比重 0.73 タンク容積 47.9m3 ●上廻り タンク形態 異型胴(C3)形ドームレス |
タンク材質 耐候性高張力鋼 タンク内面 ザップコート タンク板厚 胴板6mm・鏡板8mm タンク両端直径 2,050mm タンク中央直径 2,500mm タンク長さ 11,520mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 35系標準 長さ 11,820mm 軸距 8,820mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KSD180−254形積空 台車 TR41E−12 |
【写真1910】 タキ35000形36107 昭和55年3月8日 東港駅にて P:吉岡心平