|
ホキ3500形3565 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
▲ホキ3100形 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
今回はホキ3500形のうち、後天的にエアスライド荷役方式に改造された車両を紹介する。 ホキ3565はホキ1初代形65初代として、昭和31年2月日立で製作され、昭和38年のホッパ車大改番でホキ3500形3565となった車両である。 本車の特徴は、登場時は自重落下式であった荷役装置を、後天的にエアスライド荷役に改造した点にある。写真では、ホッパ側面に自重落下式時代の底板位置と思われる模様が見えるが、 |
その位置はやけに高い。これから考えると改造時に側板の継目以下の部分を追加し、積込口を含む屋根板などはそのままとして、ホッパ全体を嵩上げしたようだ。一方妻側から見ると、新製したエアスライド荷役方式の底板と従来の側板を繋ぐ傾斜部の構造が良く判る。 所有者は日立セメントKK・常備駅は日立であった。改番後も所有者・常備駅共に変化無く、平成8年5月に廃車となった。 |
|
|
【写真271】 ホキ3500形3565 昭和50年2月20日 国鉄郡山工場にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第21巻に「P01214」として収録されています。