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タキ8100形8145

私有貨車

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タキ8050形
タキ8150形

 番号
解説

タキ8137
タキ28101

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第262週
第264週

積荷
●構造

入口


 タキ8100形は30トン積希硝酸専用車で、昭和35〜45年に8100〜8149,28100〜28103の54両が三菱・日立・富士重・富士車両で製作された。

 タム8145は昭和42年11月富士車両製で、一ロット一両の孤立ロット。本形式で唯一の富士車両製である。
 全体設計は本形式のタキ8132〜8134(昭和42年日立製(ロット19)に酷似し、これをお手本にしたらしい。

 設計比重は1.32・タンク実容積は22.7m

あった。
 ドーム付直円筒形のタンク体はステンレス鋼製、で、板厚は胴板6mm・鏡板8mmと本形式中では薄い方である。主要寸法はタンク体内径1,900mm×長さ8,360mmであった。
 台枠は平形で、長さは9,080mm・BC間距離は5,780mmと、端数までお手本と同一である。台車は第一次改造でTR41Dに改造された。

 所有者は宇部興産KK・常備駅は宇部港だった。先輩格のタム2100形や、その後作られたタキ10700形などと一緒に越中島に運用されていた。平成元年度に廃車となった。


【第263週】050911作成R4A、070728R4A2、080730リンク変更、090208R4BY。

タキ8100形8145の写真

【写真263】 タキ8100形8145 昭和51年2月27日 越中島駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第25巻に「P01447」として収録されています。