吉岡心平のマーク

タム3050形3076

私有貨車

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タム3000形
タム3100形

 番号
[ロット表]

タム3075
タム3082

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第258週
第260週

積荷
●構造

入口


 タンク車の構造にはユーザーの意向が反映されるが、複数のタンク材質が選択できる積荷では、形態が全く異なる車両となる場合がある。

 タム3076は昭和31年6月飯野で製作された孤立ロット。既に紹介したタム3075とは同一メーカー製で、落成時期も一月しか違わないが、タンク材質を純アルミに変えてステンレスを選択したため、全く異なるスタイルとなった。

 走り装置は落成時から2段リンク式であった。

 落成時の所有者は江戸川化学工業KK・常備駅は金町で、その後社名は昭和37年7月に三菱江戸川化学KK、昭和46年12月に三菱瓦斯化学KKと変遷した。昭和49年1月に南四日市に常備駅変更され、昭和53年7月には内外輸送KKに売却され、中条駅常備となった。平成5年12月に廃車された。


■主要諸元
製造年   昭和31年6月
製造所   飯野
設計比重 1.08
タンク容積 14.6m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 ステンレス鋼
タンク板厚 胴板6・鏡板9mm
タンク直径 1,740mm
タンク長さ 6,322mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      7,100mm
BC間距離  4,000mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KD180形
走り装置   二段リンク式

タム3050形3076の写真

【写真259】 タム3050形3076 昭和49年2月18日 南四日市駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第12巻に「P00697」として収録されています。


【第259週】050814作成R4A、070526R4A2、081111R4BY、100712本文修正+諸元追加+R4B。