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タキ300形4357 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
主要形式では「標準型」を特定するのは難しい。タキ300形もその好例でで、主力メーカー毎に標準となるグループが拮抗して存在したからだ。 タキ4357は昭和31年12月飯野で製作された。タキ4354〜61の8両ロットで、同じメーカー・ユーザーーの組合せで同年6〜12月に製作されたタキ4311〜42の増備車で、外観・構造はこれと同一である。 設計比重は1.8・タンク容積は17.4m3で、濃硫酸ではやや低い。 |
ィスである。板厚は胴板9mm・鏡板12mmと標準的で、寸法はタンク直径1,740mm・長さ7,576mmと、この直径にしては長目だ。なお、タンク手摺は後天的に追加されたものである。 所有者は同和鉱業KK・常備駅は大館であった。昭和37年11月、小坂鉄道線の改軌により小坂駅常備となった。その後、40トン車の増備で、昭和47年4月に南岡山駅に移動し、昭和59年12月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和31年12月 製造所 飯野 設計比重 1.8 タンク容積 17.4m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 1,740mm タンク長さ 7,576mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 8,400mm BC間距離 5,100mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C→TR41D形 |
【写真258】 タキ300形4357 昭和49年5月29日 笠寺駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第36巻に「P02105」として収録されています。