吉岡心平のマーク

タサ1700形4863

私有貨車

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タサ1600形
タサ1900形

 番号
[ロット表]

タサ2935

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第242週
第244週

積荷
●構造

入口


 タキ1500形に続き、タサ1700形の中で最もありふれたグループを紹介する。

 タサ4863は4856〜65からなる10両ロットの一員として、昭和35年4月日車支店で製作された。日支製・日石輸送所有のグループは8ロット120両に達するが、このロットはその最後を飾るものであった。

 タンク体は普通鋼製で、直径1,870mm・長さ10,500mmと、寸法は日支×日石輸送では標

準的であった。このグループの特徴の一つに、一枚板のタンク踏板がうるが、このロットからより一般的な2段形を採用した。
 台枠は標準的な平形だが、長さは11,200mm・BC間距離は7,900mmで、ブレーキはKD形空気+手、台車はTR41Cであった。

 落成時の所有者は日本石油輸送KK・常備駅は沼垂であった。晩年は化成品などの臨時専用種別変更など、それなりに使い道はあったようである。昭和60年8月に廃車となった。


タサ1700形4863の写真

【写真243】 タサ1700形4863 昭和49年6月 村田駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第5巻に「P00258」として収録されています。


【第243週】050424作成R4A、071014R4A2、090220R4BY、110503R4B。