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タム23250形23310 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
▲タム22000形 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
今回は、マルロタンク車の中でも多数派のタム23250形を取り上げる。 タム23250形は、タム3250形15トン積ベンゾール専用車のうち、ヨンサントウの貨物列車スピードアップで一段リンク式走り装置のまま残された15両である。改番は原番号+20,000となったため、番号は23253から23323まで飛び飛びであった。 タム23310は昭和27年6月三菱で、タム3250形3310として、3311と共に製作された。 |
タンク体は普通鋼製で、ドラムカン形のドーム頂部は三菱製では珍しい。タンク寸法は直径1,870mm・長さ6,500mmとずんぐり形で、両端に寄ったタンク受台は、当時の三菱製2軸車の識別ポイントであった。 落成時の所有者は富士製鉄KK・常備駅は釜石であったが、昭和37年3月に渡道し東室蘭駅常備となった。ヨンサントウに先立つ昭和43年8月にタム23310に改番された。会社名は昭和45年7月に新日本製鉄KKと改称した。道内で主にクレオソートなどを輸送していたが、昭和57年2月に廃車となった。 |
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【写真227】 タム23250形23310 昭和49年7月25日 東室蘭駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第27巻に「P01619」として収録されています。