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タム2100形2109 |
私有貨車 |
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●積荷 |
■入口 |
今回は、タム2100形15トン積希硝酸専用車の中でも、タム100二代形濃硝酸専用車から改造された車両を紹介しよう。 タム2109は昭和34年3月三菱でタム100二代形1124から改造された。種車は昭和18年10月日立製で、戦中期に大量生産されたグループの一員である。 外観・構造は一年前に同じメーカーが宇部興産向に改造したタム2107,08に酷似し、種車から流用した台枠に、新品のステンレス製タンク体を搭載した。 |
設計比重は1.32で、タンク寸法は直径1,510mm・長さは6,350mmと、なかなかスマートである。 所有者は新日本窒素肥料KK・常備駅は水俣であった。会社名は昭和40年1月にチッソKKとなった。昭和50年3月、旭化成工業KKに移籍し、南延岡駅常備となり、常備駅は昭和52年5月に富士に変わった。 |
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【写真226】 タム2100形2109 昭和52年1月1日 越中島駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第27巻にに「P01578」として収録されています。