吉岡心平のマーク

タキ45000形45151

私有貨車

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タキ44000形
タキ46000形

 番号
[ロット表]

タキ45063
タキ45166

 ページ
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第141週
第143週

●積荷
●構造

入口


 皆さんお馴染みのタキ45000形も、弊サイトでは何故か初登場である。そこで今回は模型ファン向に、ウエザリングの好適例(?)を紹介しよう。

 タキ45000形は35系の石油類専用車として、昭和41〜48年に589l両が製作された。「標準タンク車」と呼ばれるだけあって、メーカーによる相違は殆どなく、趣味的には興味に乏しい形式である。

 タキ45151は昭和42年11月富士重で製作され、45143〜53の11両が同一ロットであった。

 タンク体・台枠は、共に35系特有のC3形異径胴と中梁省略タイプで、ここに特記すべき事項は見当たらない。写真の台車はTR41Cだが。後に第二次台車改造でTR41DS−12に改造された。

 落成時の所有者は日本石油KK・常備駅は汐見町であった。写真は常備駅での撮影で、タンク体の著しい汚れから見て、セメント工場への燃料重油の輸送に充当されていたようである。平成10年4月に日本石油輸送KK所有・郡山駅常備となった。まだ廃車にはなっていないようだが・・・


■主要諸元
製造年   昭和42年11月
製造所   富士重
設計比重 0.85
タンク容積  41.1m3
タンク形態 異径胴(C3)形ドームレス

●上廻り
タンク材質 耐候性高張力鋼
タンク板厚 胴板6・鏡板8mm
タンク両端直径 2,050mm
タンク中央直径 2,500mm
タンク長さ 10,200mm
付帯設備 蒸気加熱管
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   35系標準
台枠長さ   10,500mm
BC間距離  7,500mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD203−254形積空
台車      TR41C形
    →TR41DS−12形(第二次改造)

タキ45000形45151の写真

【写真142】 タキ45000形45151 昭和49年12月22日 汐見町駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第25巻に「P01478」として収録されています。


【第142週】030518作成、040117R4、050116R4A、070820R4A2、090614R4BY、101218諸元追加+R4B、130703R4C。