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タサ1700形2912 |
私有貨車 |
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●積荷 |
■入口 |
タサ1700形については、私有貨車セミナー第36〜38回で全ロットを解説したが、古い話なのでお忘れになった方も多いことだろう。そこで今回は、CD−ROM第20巻の収録写真を解説する。 タサ2912は昭和28年日車支店で製作された2910〜19の一員である。タサ1700形では第32ロット目で、日車支店が日本石油運送/輸送向に8ロット120両製作した標準タイプに属する。ちなみにこのタイプは、タサ1700形中では二番目の多数派だ。 |
時流行していた一枚物となっている。 落成時の所有者は日本石油運送KK・常備駅は柏崎であった。社名は昭和32年6月に日本石油輸送に変った。同社所有のタサ1700形は昭和40年代に入ると、大半が他形式へ改造されたが、鋲接併用台枠を装備したロットは嫌われたと見えて、僅か3ロット30両の中から3両しか改造されていない。そんな訳で、本車もガソリン専用のまま寿命をまっとうし、昭和56年2月に廃車となった。 |
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【写真115】 タサ1700形2912 昭和51年4月25日 隅田川駅にて P:吉岡心平
【第115週】021110作成、021213リンク変更、040222リンク追加+R4、050424R4A、071231R4A2、081023 |