吉岡心平のマーク

タキ1500形15308

私有貨車

 形式
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▲タキ1450形
タキ1600初代形

 番号
[ロット表]

タキ15268
タキ15323

 ページ
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特別編969
特別編971

積荷
●構造

入口


 タキ15308は昭和36年12月富士重で製作された。15308〜15312の5両ロットの第一号車である。

 大協石油のタキ1500形では川崎・日車本店×2・三菱に続く5番目のロットで、初の富士重製である。設計比重からみて重油輸送用であった。
 外観面での特徴には、酢酸専用車のように、

ボルト締めフランジにより鏡板から取外し可能となった蒸気加熱管装置がある。またドーム頂板が丸皿形となっているのも面白い。

 落成時の所有者は大協石油KK・常備駅は四日市であった。昭和56年8月に日本石油輸送KKに移籍し、南港駅常備となったが、昭和58年2月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和36年12月
製造所   富士重工
設計比重  0.9
タンク容積  38.9m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板8mm
タンク直径 2,050mm
タンク長さ  12,200mm
付帯設備 蒸気加熱管
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
台枠長さ   13,100mm
BC間距離  9,800mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形空気
台車      TR41C

タキ1500形15308の写真

【写真1970】 タキ1500形15385 昭和44年2月14日 桑名駅にて P:堀井純一

【堀井さんの貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編970】081231作成R4B。