吉岡心平のマーク

タム5000形6083

私有貨車

 形式
索引

タム4900形
タム5100形

 番号
[ロット表]

タム6070
タム6098

 ページ
索引

第601週
第603週

積荷
●構造

入口


 タム6079〜6088は昭和30年12月から昭和31年4月にかけて製作された10両ロットで、このうち本車は昭和31年2月製である。

 皆同じに見える「味タム」だが、実は昭和31年に大きな設計変更があった。タンク直径を6mm細くして長さを80mm短縮し、台枠長さも100mm短かして7m丁度としたのである。外観的にはタンク

鏡板の丸みが強くなり、鏡板中央のライニング作業口の直径も小さくなっている。

 所有者は味の素KK・常備駅は浜川崎であった。その後は他の同社所有車と同じ一連の変遷を経て、昭和53年2月に専用種別はアミノ酸となった。JR貨物への移行直後の昭和62年4月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和31年2月
製造所   汽車東京
設計比重 1.11
タンク容積 13.5m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク内面 厚さ3mmゴムライニング
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,700mm
タンク長さ 6,270mm
●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      7,000mm
軸距      4,000mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KD203形
走り装置   二段リンク式

タム5000形6083の写真

【写真602】 タム5000形6083 昭和50年5月11日 塩浜操駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第33巻に「P01932」として収録されています。


【第602週】120311作成R4C。