吉岡心平のマーク

タキ1500形15092

私有貨車

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▲タキ1450形
タキ1600初代形

 番号
[ロット表]

タキ15055
タキ15118

 ページ
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第558週
第560週

積荷
●構造

入口


 タキ15092は昭和34年10月日車支店製で、15056〜15095の40両ロットの一員であった。

 タキ1500形を多数保有した日石輸送だが、このロットは同社が始めて製作したロット(戦争中に計画され戦後落成したタキ1500〜1509を除く)として記憶される。
 35トン積のためサイズ的にはタキ3000形とほぼ同一となり、荷重の5トンアップを可能とするた

めタンク板厚をタキ3000形より胴板1mm・鏡板2mmづつ薄くして軽量化した。また重油輸送用のためタンク内部に蒸気加熱管を装備している。タンク梯子の上部が広くなっているのは、落成当時は上に伸びていたのを、後天的に手摺を追加した際、切除したためである。

 所有者は日本石油輸送KK・常備駅は沼垂であった。平成元年12月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和34年10月
製造所   日車支店
設計比重 0.9
タンク容積 39.0m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板8・鏡板10mm
タンク直径 2,050mm
タンク長さ 12,120mm
付帯設備 蒸気加熱管
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
台枠長さ   12,900mm
BC間距離  9,600mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ1500形15092の写真

【写真559】 タキ1500形15092 昭和49年9月15日 塩浜操駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第14巻に「P00785」として収録されています。


【第559週】110515作成R4C。