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タム4000形4082 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲タム4079 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タム4000形と言えば戦災復旧車など昭和20年代の古びた車両と言う印象が強いが、中には少数ながら近代的な車両もあった。今回紹介するのはその例である。 タム4082は昭和36年5月新潟製で、4080〜4089の10両ロットであった。ちなみに同社では一月後にタキ2100形2485〜2499を製作している。 |
外観・構造はこの2485〜2499をコンパクトにした如きもので、二年前に作られたベンゾール専用車のタム3250形3334とはタンク体が僅かに短い他はうり二つである。 所有者は日本石油KK・常備駅は伏木であった。伏木をはじめ境港、稚内など小規模な駅に配置され、晩年は主に国鉄向の燃料油輸送に使用されていた。昭和59年1月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和36年1月 製造所 新潟 設計比重 0.87 タンク容積 17.2m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク直径 1,890mm タンク長さ 6,524mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 7,440mm 軸距 4,200mm 留置ブレーキ 片側 空気ブレーキ KD203形 走り装置 二段リンク式 |
【写真2193】 タム4000形4082 昭和54年4月1日 隅田川駅にて P:吉岡心平