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タキ1400形1418 |
私有貨車 |
形式 |
▲タキ1250形 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ1418は昭和26年8月三菱製で、一ロット一両であった。 多くのタンク車を製造した三菱が、初めて製作したカセイソーダ専用車として記録される車両であった。カセイソーダ用としては初期の裸・鉄肌タンク体の構成で、外観と構造は他社製とほぼ同一だが、全体として手堅い頑丈な作りであった。 |
所有者は東亜合成化学工業KK・常備駅は名電築港であった。昭和28年9月に四国の坂出港に移動し、昭和41年7月には子会社の鶴見曹達KK所有・鶴見川口駅常備となった。岳南鉄道沿線など、温暖地の近距離輸送に使用されたため、裸タンクのカセイソーダ専用車としては最後まで残った一両として関東地区のファンに親しまれたが、昭和56年9月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和26年8月 製造所 三菱 設計比重 1.5 タンク容積 20.5m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 1,870mm タンク長さ 7,650mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式S字管付 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 8,400mm BC間距離 5,300mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41→TR41D形 (第一次台車改造) |
【写真2144】 タキ1400形1418 昭和51年9月5日 塩浜操駅にて P:吉岡心平