吉岡心平のマーク

クム1001JRF形21

私有貨車

 形式
索引

クム1000JRF形
クキ1000JRF形

 番号
ロット表

 7

 ページ
索引

特別編1107
特別編1109

積荷
●構造

入口


 車両の保存で困るのは色の問題だ。カラー写真の再現不良や退色は常識としても、色見本は比較的新しいものにしか適用できず、古いものではマンセルと印刷物位しか頼るものがないのが実情だ。何と言っても現物での退色もあるから深く考えてはいけないのかもしれないが・・・
 中でも再現が難しいのは青系の色で、JR四国の青26号やピギークムに使用された「ファストブルー」は写真によって全く印象が変わるのは困ったことだ。

 閑話休題、クム1001JRF形21は平成元年11月6月日車製で、19〜22の4両ロットであった。
 ロットとしては4番目だが、本形式のロット1〜4は同時期に増備されているため、外観・構造はい

ずれも同一といって良いだろう。

 東海道筋で使用されていたクム80000形をコキ100系に併せてグレードアップするため投入された形式で、クム1000JRF形と併せて44両が一挙に落成した。
 クム1000JRF形0番台と二両固定編成で使用されるため、ブレーキはCLE形ではなくCL形とされ電磁弁はもたない。台車はFT1形であった。

 落成時の所有者は日本フレートライナーKK・常備駅は東京貨物ターミナルであった。コキ100系と共に運用されたが、4トントラックに8トンの運賃を取ったことから高コスト輸送であるとして不況に弱く、平成14年7月に廃車となった。


クム1001JRF形21の写真

【写真2108】 クム1001JRF形21 平成10年1月2日 隅田川駅にて P:吉岡心平

とろで皆様、ピギークムとワム380000台は同色なのを知ってましたか?


【特別編1108】091212作成R4B。