吉岡心平のマーク

タキ1500形1577

私有貨車

 形式
索引

▲タキ1450形
タキ1600初代形

 番号
[ロット表]

タキ1545
タキ1594

 ページ
索引

特別編978
特別編980

積荷
●構造

入口


 タキ1577は昭和30年4月帝国車両製で、1575〜1579からなる5両ロットの一員であった。

 丸善のタキ1500形では4ロット目で、昭和28年に川崎で5両・帝国で3両、昭和29年に帝国で5両製作されたものに続くものだ。

 全体として川崎製のコピーだが、何故かドーム

頂部がドラムカン形になっているのが目を引く。加熱管の点検蓋は帝国特有の楕円形で、何故か手ブレーキ側のデッキにあるのも珍しい。

 所有者は丸善石油KK・常備駅は鳳であった。昭和31年2月に下津、昭和35年12月には新興に移動した。その後浜五井駅常備となり、昭和59年6月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和30年4月
製造所   帝国車両
設計比重  0.9
タンク容積  39.0m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板8または9mm
タンク直径 2,050mm
タンク長さ  12,000mm
付帯設備  蒸気加熱管
●荷役方式
荷役方式  上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      12,900mm
BC間距離  9,400mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形空気
台車      TR41C

タキ1500形1577の写真

【写真1979】 タキ1500形1577 昭和51年9月15日 村田駅にて P:吉岡心平


【特別編979】090120作成R4B。