吉岡心平のマーク

タキ1500形1545

私有貨車

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▲タキ1450形
タキ1600初代形

 番号
[ロット表]

タキ1536
タキ1577

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第355週
第357週

積荷
●構造

入口


 タキ1545は昭和28年1月川崎で、1542〜1546の5両ロットとして製作された。

 外観・構造は一ロット前のタキ1532〜1541に酷似するが、加熱管部分は後に追加されたため形状が異なる。

 設計比重は0.9・タンク容積は39.0mから、加熱管の追加で38.6mに減少した。
 タンク体は普通鋼製で、寸法は直径2,050mm・長さ12,000mmであった。加熱管は後天的改造により追加され、接続部が高くなっているのは初期の丸善所有車の特徴である。また反対端

の鏡板下部には楕円形の点検蓋が追加された。
 台枠は標準的な平形で、寸法は長さ12,900mm・BC間距離は9,600mmであった。ブレーキはKD254×300形空気+手、台車はTR41Aと当時の標準装備である。

 落成時の所有者は丸善石油KK・常備駅は下津で、昭和34年10月新興に移動した。昭和37年9月〜昭和38年8月は社名が丸善石油販売KKとなった。その後、浜五井駅に転属したが、昭和57年5月に日本石油輸送KKに移籍し、南港駅常備となった。昭和58年11月の名古屋南港への駅名変更を経て、昭和59年6月に廃車となった。


【第356週】070624作成R4A2、090516R4BY。

タキ1500形1545の写真

【写真356】 タキ1500形1545 昭和51年9月15日 村田駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第23巻に「P01341」として収録されています。