吉岡心平のマーク

タキ5600形5607

私有貨車

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タキ5550形
タキ5650形

 番号
ロット表

タキ5602

 ページ
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特別編886
特別編888

●積荷
●構造

入口


 タキ5607は昭和35年8月富士重で製作された。5605〜5608の4両ロットの一員である。

 三井物産の所有車で、本州化学工業KKが生産したシクロヘキサノンの輸送用であった。

 構造面で変わっていたのは、石炭酸輸送への臨

時転用を考慮して、タンクの前後上部に液入口を装備していた点がある。なお、これは同社所有のタキ5500形も同様であった。

 所有者は三井物産KK・常備駅は東和歌山駅であった。常備駅は昭和39年7月に紀三井寺に変わった。昭和57年11月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和35年8月
製造所   富士重
ガス定数   0.95
タンク容積  32.3m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
内面処理  亜鉛メタリコン
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 2,050mm
タンク長さ  10,150mm
●荷役方式
荷役方式  上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       11,000mm
BC間距離   7,700mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254×300
台車       TR41C

タキ5600形5607の写真

【写真1887】 タキ5600形5607 昭和52年3月7日 黒崎駅にて P:吉岡心平


【特別編887】080530R4B。