シキ700形700 |
私有貨車 |
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●積荷 |
■入口 |
大変お待たせしたが、特別編700回記念としてシキ700形の解説をお届けしよう。 シキ700形は荷重280トンの大物車で、我国最大の貨車。また登場時は、狭軌鉄道で最大荷重の貨車として喧伝された。 シキ700は昭和36年10月日立製で、自社の変圧器輸送用として製作された。 全体構造はシキ600形を更に大型化し、軸数を4軸、荷重を40トン増としたもの。車体には高張力鋼(WELTEWN50)を用い、8台の台車の上には台車上枠4組・まくら枠2組・荷受梁2組(前後)がいずれも全溶接で組み立てられている。荷受梁はガーター構造だが、縦補強はシキ400形と同様に外側に設置されたため、外観はシキ600形と大きく異なっていた。 |
でシキ600形の車輪方式とは異なり、複数のコロを並べた構造とした。 所有者はKK日立製作所・常備駅は変圧器工場のある常陸多賀であった。最高運転速度は積車45・空車65km/hであったため、ヨンサントウで黄帯を巻いた。昭和57年6月に廃車となった。 |
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【特別編700】060824作成R4A、081010R4BY。 |
【写真1700】 シキ700形700 P:吉岡心平所蔵