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シキ800形800B1 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
▲シキ700形 |
番号 |
▲ |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
従来の吊掛式大物車はユーザーにより吊掛梁のヒンジ部形状・寸法が異なるため、共用が出来ず運用効率が低かった。そこでこの部分を可変式として各社の変圧器輸送に適合する「ユニバーサル大物車」として開発されたのが本形式である。 シキ800は昭和48年2月日車でB1・B2の吊掛梁2種類、ヒンジ部に付加する継手2種、そしてB2梁と組合せて分割落し込み式(800C)とする中間梁がまとめて製作された。なお写真のB1梁は荷重155トンである。 外観・構造は日車特有の8台車式大物車の一員で、台車8台を台車上枠4組・まくら枠2組で束ね、その上に吊掛梁を載せているが、吊掛梁はこのクラスで初めてガーダー式となった。 |
車体は溶接構造用圧延鋼の溶接組立で、荷受梁は左右側枠と中間中枠の3体構成とし、両者をネジによりスライド可能とすることで、側梁間隔を可変式とした。なお間隔は2,000・2,200・2,350mmの中から選択する。またヒンジは継手の取り付けを考慮したため、珍しい2眼式である。 所有者は日本通運KK・常備駅は梅田であった。写真のB1梁は、昭和49年5月に除籍されたが、実際には翌49年6月に製作された801号車に移され、シキ801B1として現役である。 |
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【写真1800】 シキ800形800B1 P:吉岡心平所蔵