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タサ4500形4506 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
▲タサ4503 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タサ4500形は20トン積酢酸ビニル専用車で、昭和32〜39年に10両が日立・三菱・富士重で製作された。タサの通例通り、昭和35年には拡大版のタキ8700形が登場したため、少数に留まっている。既に三菱製のタサ4503を紹介したので、今回は日立製を取り上げる。 4506は4508までの3両ロットの一員として、昭和35年9月日立で製作された。本形式の同社製のこれで3ロット目である。 設計比重は0.934・タンク容積は21.5m3であった。 |
880mmで、周囲には保冷キセを有していた。 所有者は昭和電工KK・常備駅は鹿瀬であった。昭和43年10月に扇町駅に移動した。僚車のタサ4504,4505は昭和44年に徳山石油化学に移籍したが、本車から4508まではそのまま残った。写真には「PG仮専用」の臨時専用種別変更の表示があり、後年の写真でも同種の表示が見られるため、恐らくこの3両はこの種の輸送に用いるため昭電に残されたのだと思われる。昭和62年11月に廃車となった。 |
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【写真1647】 タサ4500形4506 昭和45年6月17日 高島駅にて P:堀井純一
【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】