吉岡心平のマーク

タキ1000JRF形1

私有貨車

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タキ64000形
▼タキ1100JRF形

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[ロット表]


 ページ
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特別編999
特別編1001

●積荷
●構造

入口


 タキ1000JRF形については、説明の必要もないだろう。現代タンク車の典型で、私有貨車で今でも量産の続く唯一の形式である。
 石油集約輸送用として量産されていたタキ43000形の発展形で、上廻りはそれまで量産されていたタキ43000形243000番台を大型化し、荷重を1トン増としたものだ。

 一方下廻りは一変し、私有タンク車で初めて最高速度95km/h運用を可能とすべく、コキ100系のFT1台車から発展したFT21台車を初めて装

備した点が最大の特徴である。

 タキ1000−1は平成5年10月日車製で、川崎製の1000−2と競作された。試作車のため両者は台車が異なり、本車はFT21X、後者はFT22Xをそれぞれ装備した。

 所有者は日本石油輸送KK・常備駅は郡山であったが便宜置籍で、各地で使用されていた。落成から15年を迎えるが、今でも現役バリバリで頑張っている。


■主要諸元
製造年   平成5年10月
製造所   日車
設計比重  0.73
タンク容積  61.6m3
●上廻り
タンク形態 異径胴(F3)形ドームレス
タンク材質 耐候性高張力鋼
タンク板厚 胴板6/8mm・鏡板8mm
タンク両端直径 2,300mm
タンク中央直径 2,900mm
タンク長さ  11,700mm
●荷役方式
荷役方式  上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   フレームレス
長さ       12,770mm
BC間距離   9,370mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ CSD形積空
台車       FT21X

タキ1000JRF形1の写真

【写真2000】 タキ1000JRF形1 平成5年10月2日 川崎貨物駅にて P:吉岡心平


【特別編1000】090323作成R4B。