吉岡心平のマーク

タキ26200形26200

私有貨車

 形式
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タキ26100形
タキ29000形

 番号
ロット表


 ページ
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特別編518
特別編520

●積荷
●構造

入口


 タキ26200形は35トン積亜塩素酸ソーダ液専用車で、同専用種別・同荷重の在来形式としては既にタキ24500形が存在したが、改造車で構造が大きく異なるため新形式とされた。

 タキ26200は昭和60年7月日車でタキ5050形65052から改造された。種車は昭和52年4月富士車両製で、タキ5050形唯一の同社製でとして有名な車両であった。

 改造では、従来のタンク体をそのまま利用し、内面ライニングをゴムからFRP(ポリエステル)に変更した。このため外観はタキ5050形時代から変化せず、番号を見ないと見分けがつかない。

 タンク体は普通鋼製で、直径2,050mm・長さ9,900mmであった。
 本車で特徴的なのは液出管で、改造から暫くは写真のようにS字管はなかったが、その後荷役の便を図り配管が新設されている。
 台枠は平形で、長さ10,900mm・BC間距離は7,500mmと、当時のタキ5050形では標準値であある。ブレーキは積空+手、台車はTR225であった。

 所有者はタキ65052時代から一貫して大阪曹達KK・常備駅は安治川口であった。その後、昭和63年11月に社名はダイソーKKに変わり、平成10年12月に廃車となった。


●同一専用種別 タキ24500形24500 昭和49年日車製で新製車。


タキ26200形のロット表

ロット 番号 製造年 改造所 旧形式 旧番号 落成時の所有者
26200 S6007▲ 日車 タキ5050 65052 大阪曹達KK

タキ26200形26200の写真

【写真1519の1】 タキ26200形26200 昭和60年11月2日 安治川口駅にて P:吉岡心平

タキ5050形65052の写真

【写真1519の2】 タキ5050形65052 昭和55年10月11日 安治川口駅にて P:吉岡心平

タキ26200形26200の写真

【写真1519の3】 タキ26200形26200 撮影日不明 安治川口駅にて P:成瀬公一

【成瀬さんの貴重な写真を提供して頂きました】

液出管としてステンレス製のS字管を増設した後の姿である。


【特別編519】040811作成R4、050423R4A、060714写真1519の3追加、071219R4A2、090101R4BY、090416ロット表R3追加、130729R4C。