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タキ24500形24500 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
今回は一形式一両の珍車で、比較的早く姿を消したタキ24500形を解説しよう。 タキ24500形は35トン積亜塩素酸ソーダ専用車で、一形式一両であった。積荷は高級漂白剤として繊維などに使用されるもので、登場時は初めての専用種別だったが、その後タキ26200形が出来たため、唯一の存在では無くなった。メーカーは日車で、昭和49年7月の新製であった。 設計比重は1.2で、カセイソーダ液の約1.5・塩素酸ソーダ液の約1.4よりかなり小さい。このためタンク容積は29.1m3と大型となっている。 |
外観・構造は、一言で言ってタキ7750形の車体延長版で、タキ22900形と良く似ていた。タンク体はドームレスの普通鋼製で、内面はFRPでライニングされていた。タンク寸法は直径1,950mm・長さ10,400mmで、周囲には厚さ50mmのグラスウール断熱材と薄鋼板製のキセがあった。 所有者は日本曹達KK・常備駅は二本木であった。運用先は淀川だったようである。昭和63年6月に廃車となった。 |
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●同一専用種別 タキ26200形26200 昭和60年日車改造でタキ5050形65052の改造車。 【特別編323】021217作成、040116R4、040811リンク追加、050409R4A、070704R4A2、090416R4BY。 |
【写真1323】 タキ24500形24500 昭和49年9月25日 二本木駅にて P:吉岡心平