吉岡心平のマーク

タキ19550形19551

私有貨車

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タキ19500形
タキ19600形

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ロット表


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特別編472
特別編474

積荷
●構造

入口


 今回はリクエストにお答えして、平成生まれのタキ19551を取上げる。

 タキ19550形は25トン積液化イソブチレン専用車で、昭和57年と平成5年に一両づつ合計2両が製作された。積荷は高圧ガスタンク車の一種で、このためタンク外部は、ねずみ色一号に塗装されている。

 タキ19551は平成5年9月日車で製作され、一ロット一両であった。
  設計比重は1.88、タンク容積は47.2mで、高張力鋼製のタンク体は直径1,970mm・長さ15,840mmと、トップナンバーと比較すれば、

直径が10mm太く、長さは50mm短い。タンク周囲には厚さ75mmのグラスウール断熱材と薄鋼板からなるキセを装備していた。
 荷役方式は高圧ガス標準のマンホール弁方式である。
 台枠は標準的な平型で、長さは16,900mm・BC間距離は13,600mmとトップナンバーと同一寸法である。ブレーキは時節柄CSD方式を採用したため、ブレーキシリンダはゴム製のダイヤフラムに変わった。台車はTR216Bであった。

 所有者は日本石油輸送KK・常備駅は郡山であった。伏木へのイソブチレン輸送に使用されており、現在も健在なのは喜ばしいことである。


【特別編473】040304作成R4、050504R4A、050916ロット表追加、070402ロット表R2、070904ロット表R3+R4
A2、090415R4BY。


タキ19550形のロット表

ロット 番号 製造年 製造所 落成時の所有者
19550 S5705 富士重 日本石油輸送KK
19551 H0509 日車 日本石油輸送KK

タキ19550形19551の写真

【写真1473の1】 タキ19550形19551 平成8年6月1日 東港駅にて P:成瀬公一

【成瀬さんから貴重な写真を提供して頂きました】

タキ19550形19551の写真

【写真1473の2】 タキ19550形19551 平成16年1月10日 能町駅にて P:川原栄治

【川原さんから貴重な写真を提供して頂きました】