タキ700形701 |
私有貨車 |
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番号 |
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●積荷 |
■入口 |
今回のリクエストは、数少ない戦中派タンク車のタキ700形である。 タキ701は25トン積ガソリン専用車で、700と一緒に昭和18年8月新潟で製作された。 |
すところなく発揮している。周囲に張り出したドーム頂部で判るように、落成時はタンク周囲にキセを巻いていたが、タンク踏板や梯子受の取付部の段差でも判るように、ギセの厚さは薄かったようだ。なおこのキセは、後に撤去されている。 落成時の所有者は三井化学工業KK・常備駅は大牟田であった。所有者は昭和20年8月に日本人造石油KK、戦後に三池合成工業KKと変遷し、昭和37年4月には三井化学工業KKに戻った。更に昭和44年1月には、三井コークス工業KKに移籍された。常備駅は一時期、宮浦となった他は、一貫して大牟田であった。昭和56年10月に廃車となったが、写真のように廃車後も、線内の化成品輸送に使用されていたようである。 |
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【写真1274】 タキ700形701 昭和57年3月23日 宮浦駅にて P:吉岡心平
荷重30トンと標記されているが、一体いつ頃からだろうか?